mao2 Alphabetical Order Recommended Vol.04 [CARTA]


七転び八起き

松浦央果
(詩人/ライター)

きっとあるよ

河原を歩いた
足は地面をけっ飛ばし
手は握りこぶしのままだった
だけど川は
騒がしいカンシャクを
ものともせず
キラキラと光っていた

川ぞいをずっとつづく
石の道
いろいろな石
大きいのや
小さいのや
縞や色やごまや
三角や平らや割れたのや
濡れてるのや埋まってるのや
沢山
沢山
た く さ ん

きっとあるよ
君に似た石
ひとつだけ。

 

 

 人生の浮き沈みが激しいこと。度重なる失敗にも屈せず奮起すること。コロコロと七回転がっても、八回は起きあがれるんだから、最後にはプラス1。人生そうありたいものです。

松浦央果
(詩人/ライター)
1968年北海道生まれ。玉川大学およびエスモード・ジャポン卒業。90年、イタリア・フィレンツェに約1年滞在し、西洋美術史など学ぶ。その後、服飾パタンナーを経てライター・エディターとなる。主な仕事に「アイマガジン」(アマナ)、「DTP DESIGN NOW!」(エクシードプレス)など。身体の記憶や五感を通して発せられるリアルな言葉を大切にしている。著書:詩集『17 ju-shichi』(1996年)。現在、詩集『虫の女王(仮)』制作中。

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