mao2 Alphabetical Order Recommended Vol.04 [CARTA]


負うた子に教えられて浅瀬を渡る

安藤 龍
(おまけ人生ライター)

 子供に夢と楽しさを与えてくれるおまけたち。
 そんなおまけを見ていると色々と考える。
 いまさら当たり前の話だけど、それらおまけを作っているのはすべて「大人」だったりする。
 しかも「大人」といっても、ピリッとしたスーツを着こなすカッコイイおじさまや、通り過ぎた後にふわっと甘い香りが漂うような、キレーなおねえさんばかりとは限らないのだと思う。
 よれよれのどーでもいいポロシャツに、しわだらけのズボンをはいて、無精ひげを生やした、むさ苦しいオジサンが考えているかもしれないのだ。
 そんなオジサンがホワイトボードを前に「〜ちゃんの服装の種類には看護婦姿もあった方がいいんじゃないか」とか、「リボンの色はこっちがいいのでは」なんて言って、真剣に会議をしているのかと思うと笑えてきてしまう。
 そんで、やはり締め切りなんかもあるわけで、〜ちゃんの服装の色が決まらず、徹夜で仕事ってこともあるのだと思う。そうすると出来上がってくる、かわいらしい、愛くるしいおまけは、多量のたばことコーヒーとドリンク剤の上に成り立っているのかしらなんて思ってしまう。
 かわいいおまけの裏には、そんなカッコイイとは言い難い大人たちの、涙ぐましい努力があるのだろうなぁ。なーんてことを私のかわいいおまけたちを見ながら思ったりしている。

 

 

 ときには、自分よりも年下の者や未熟な者から、教えられることがあります。要は自分が、いつでも、誰からでも、なんでも受け入れられる態勢にあることが大切。

安藤 龍
(おまけ人生ライター)
短大にて、栄養士を取得。その後、専門学校に入り直し、映像とシナリオについて学ぶ。現在フリーターで、シナリオライターをめざし勉強中。

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