2000/05/10

ペッツライター:愚乱


このコラムはPEZの話題を中心に、脱線しながら情報を放出していきます。


DMD1号

 

<PEZとディスペンサー>
PEZとはペパーミントやフルーツ味のキャンディのこと。オレンジ、レモン、ストロ ベリー、チェリー、グレープといろいろあります。シュガーレスのものもあります。 このキャンディを収容する容器をディスペンサーと言います。デイスペンサーには様々 な種類があり、頭があるもの(キャラクターもの)、ないもの(レギュラー、など)、 トラックの形をしたもの、笛がついているもの、最近では携帯電話の形のもあります。

<PEZとHAAS家>
DavidWelch氏の著書Collecting Pezによるとペッツの歴史は19世紀にさかのぼります。 Eduard HAAS一世:医師、胃腸にやさしい膨らし粉(ベーキングパウダー)を開発。 自分自身に行った実験により他界。→Eduard HAAS二世:食料品販売業を営む。省略。 →Eduard HAAS三世:祖父の開発した膨らし粉を販売し大成功。1920年代初頭、 Dr.Ortner(化学者)と共にPEZ Processing Methodの開発を開始。ペパーミント(ド イツ語でPFEFFERMINZ) からPEZとキャンディを命名。1927年にPEZを商品化。1948 年OscarUxa(エンジニア)のデザインによるディスペンサーを製造。1949年 "PEZ-BOX Regular" デビュー。→Eduard HAAS四世:現代表。Welch氏によるとスー パースターらしい。 Haas家のみなさんがお互いをどう呼び合っていたのかは興味深いところです。PEZの キャラクターはモデルチェンジをするたびオリジナルA、オリジナルB、オリジナルC、 などと分類されています。しかし、ここはやはりHaas家に敬意を表して一世、二世、 三世と呼んでほしいものです。脱線しました。

<PEZは洗練された大人の嗜好品>
発売当初PEZは大人を対象としていました。"PEZ-BOX Regular"(シガレットライター 風ディスペンサー)も喫煙者を意識したものでした。PEZ Girls (広告に女性を起用、 1920年代としては斬新)もまた大人を意識したHAAS氏(三世)の戦略でした。

<PEZと喫煙者>
禁煙補助キャンディとして用いられたPEZですが、今となっては大人の喫煙者を対象 とした広告は姿を消してしまいました。喫煙者が少なくなった結果かどうかはわかり ませんが、泣かぬなら泣かせてみようPEZHEAD。世の中にライター風ディスペンサー があるのならディスペンサー風ライターがあってもいいじゃないか。

dunhill TALLBOY (MADE IN ENGLAND) をカスタムPEZライターに改造したもの。

 

ニコチン・ガム・ ディスペンサー、PEZロゴ入りニコチン・パッチもいかがでしょうか?商品化してく ださる業者さんの連絡をお待ちしております。つづく・・・と思う。


PETER PEZロゴ入りニコチンパッチ使用例。モデルはMr.Brown。

 

<PEZHEADとDEADHEAD>
ちなみに、PEZHEADとはPEZに夢中な人々のこと。DEADHEADとはグレートフル・デッド (バンド)の熱狂的なファンのこと。おそらく彼等の方から派生した言葉でしょう (他にもdumbhead、egghead、hardheadedもあるが)。でも、がっかりするなPEZHEAD。 1940年代頃から"PEZer"(PEZする人)は使用されていたそうだ!当時のスローガンを ここでひとつ "Are you a PEZer too?"(あなたもPEZする人ですか?)。

 


ペッツライター:愚乱

【PROFILE】
 1970年米国にてPEZと遭遇。他社のキャンディであわや窒息死。
以後キャンディはPEZと決意。1980年代PEZ食べ過ぎで肥満体。
1990年代シュガーレスPEZで減量 。
2000年人工甘味料の発癌性に脅えながら日々PEZを口にする。
【e-mail address】
 mail@mao2.net