2002/04/19
クーダラダラと隔週金曜日更新


イラストレーター ハギハラトシサトさんの絵と文で綴る、クーダラダラな日々のエッセイ。のんびりとお楽しみください。  

 

クーダラダラ01:「はじめまっして、よろしく。」



『ジョーズ』

このコーナーは、
僕のふだん何気なく書いている
「落書き」や「作品」などを紹介しながら
ふだんナニゲにふと思ったことを
ダラダラと書きつらねていければと思っています。
ふだんあまり文章を書くことがないので少し緊張ぎみです。

キンチョウ、キンチョウ、キンチョウ、
キンチョウすると頭が、というか、
それをヤワラゲヨウトしていろいろ脱線していくというか。

あらぬことを口走ったりするかもしれません。
ふだんは、比較的真面目なのですが、
ここでそれをやると
ストレスがたまって壊れてしまいソウナので
いろんな問題があっても少し大目に見てやってください。
まだ何もいっていないのに言い訳ダラダラ。


『TWONESS/#31』

あっ、そういえば自己紹介がまだでしたね。
さっき、「落書き」や「作品」などを紹介
などと書いていたので察しがつくと思いますが、
そうです、ぼくは、基本的に絵を描いている人です。
そして、その絵を使ってオブジェを造ったり
コラージュしたりインスタレーションしたりしています。
よろしくお願いします。

自己紹介といえば、
人からよく
「ハギハラさんは画家なの?
 イラストレーターなの?
 それともアーティスト?」などと聞かれる。
それに答えて、
出会った人に自分の「肩書き」を宣言するわけだけど。

ふだんただ無目的に絵を描いてみるのも大切かも
と思っているぼくが、
以前に「ただ絵を描いています」と初めてあった人に言ったら、
これがよくなかったみたいで。
帰ってきた答えが、
「プロ意識にかけてる」やら
「ただ絵を描いてる人はいっぱいるから、
 アーティストと言ったほうがいいですよ」
など、バカにしてるわけでもないのに
バカにしているように思われたり、軽蔑されたりした。


『無題』

それである時「アーティストです」といってみたら
「それじゃ仕事はたのめないな。じゃがんばってね」
という反応が帰ってきたこともあった。

そんでもって芸術家ばかりの集いに顏をだした時に
「イラストレーターをやってます」と言ったら、
周りから人が引いていって寂しい思いをしたこともあった。
ぼくはそれぞれ反応の違いに驚くばかりだ。

ちなみに区役所の人とか ご近所の奥様たちには
「はい、出版関係のイラストを描いているんです」
なんて言うと、
「ああそうなんですか」って安心してくれる。
この人、昼間から会社にも行かないでプラプラしてて何なの?
って思ったけど、ああまともな大人でよかったって、
思ってもらえるみたいだ。
まあ、「肩書き」に対する考え方や価値感は
人それぞれにいろいろあるんだろうけれど。

なんなんだか、
ぼくにとって「肩書き」というのは少し厄介なものに思える。

ということで、
「トシちゃんのクーダラダラ」のオープニングでした。
今後ともよろしく。

最後にちょっと。
この前深夜にやっていた映画のセリフの会話の中に
印象深い会話がありました。
それはこのようなものです。

女刑事(女記者)
「あなた、犯人の顔を見たんでしょう、似顔絵とか描けない?」

ネットアーティスト
「ぼくは、アーティストだ。絵は描かない。」

この会話を聞いてハッとしました。
みなさんはどうでしょうか?

それではでは、クーダラダラ。

●ハギハラさんへのマオマオネットインタビューページはこちら
http://www.mao2.net/monthly_special/index_019_feb_main.html

●ハギハラさんのHPはこちら

Copyright (C) 2002 Toshisato Hagihara All right reserved.


イラストレーター
ハギハラトシサト


【e-mail address】
mail@mao2.net
メールはこちらまで!ハギハラさん宛とタイトルに入れてくださいね。


【PROFILE】

2000年あたりからドットを使った作品を作っている。その他に「ソラとランドスケープ」や「TWONESS」「SPEAKERS」「FANCY」のシリーズも作り続けている。こういった作品が複合的に絡み合ったインスタレーションも行っている。1960年 奈良県生まれ。大阪デザイナー専門学校卒業。[個展]『瞳の彼方から』(89,90)『FANCY』(91) 『鈴木清順作 小説「どうでもいいじゃないか」挿画展』(95)『BAD GOODIES』(97) [発表歴]第五回現代版画コンクール展入選(84)第八回日本グラフィック展-協賛企業賞(87) 第九回日本グラフィック展-奨励賞(88) 第十回日本グラフィック展-大賞(89)など。