![]() |
![]() |
| 専用掲示板【uncle lorita manifesto】 http://6004.teacup.com/kenso/bbs |
| 「いぬちゃん」の作者かとうけんそうさんが推進する【おやじロリータ】プロジェクトとは? 全国のオヤジよ集え! コドモ的なオヤジの人権を訴えていこうとがんばる、かとうさんに励ましのメールを! |
| 005. 「謙虚と努力、人間としての基本がおやじロリータの基本だ!」 |
| おやじロリータのみなさん! 寒い夏はいかがでしたか? まあネクタイ族の方々には涼しくてよかったかな〜。でも、もっとプールとか行きたかったよね。子供を遊ばせ、ビキニの少女を見て楽しみ、と。 ところで、筆者も中年の男ではありますが、同じ中年男性の考えることにはガッカリさせられることも多いです。 一番それを感じるのはテレビのニュース番組とかを見るとき。 その、中年男中心の世界観ときたら男性週刊誌やスポーツ新聞のゴシップ記事と同じだ。いや、ニュースキャスターなんて男性週刊誌やスポーツ新聞から、まんまネタを拾ってるくせに、なおかつ「こんな低俗な」とメディアとして蔑むような態度さえするのだから、より悪質といえるかもしれません。 だって、いまだに「バカギャルもの」が定番なんだから、信じられないよね。何十年前からやってんだろ? 街かどロケで「ちょっとすいません」と若い女の子に声をかけ「この人知ってますか?」とフリップを取り出し、例えばラムズフェルド国防長官やオサマ・ビンラディンや金正日の顔写真を指差して、女の子が「えー?えー? なんだっけ」って、答えられなかったり間違ったりすると「おいおい新聞読んでないのー? テレビでニュースとか見てない〜?」とか、あからさまにバカにしたような態度を取るレポーター。で、スタジオに戻るとキャスターが「いや、まったく最近の若い子はね〜」とか振って。ゲストの政治評論家だかが「まあ、携帯電話に熱中するのもいいですが、もう少し社会問題にも関心をもってもらわないとねえ」などと苦虫を噛みつぶした顔になる。苦虫って、苦いんだろうなあ。なんだよ、それ! 政治や社会問題を語れるってことが、そんなにえらいのかよ! たぶん、こういうコーナーを見て、茶の間でオヤジたちも「やれやれ、最近の若い子って、どんどんバカになってんじぇねえの?」とあきれたような顔をする。それが楽しいんだろうね。若者を低く見て優越感を得るってためだけに、そんなツマラないシチュエーションがいつまでも続いていく。ばかオヤジどもめ! お前らはオヤジの恥だ! 20年、30年前は、お前らも同じこと言われてたんだよ! どうせ「おれらの若いころは学生運動もあったし、今よりずっと政治を考えてた」とか言うんだろうが。 じゃあ今、国防長官以外にホワイトハウスの閣僚の名前が全部言えるのか? タリバンとアルカイダの違いを正確に説明できんのか? 金日成時代からのファミリーを全部把握できてんのかよ! いや筆者はもちろん、そんなこと知りやしないです。だから知らないことは知らないって言えるし、誰が何を知らなくても、その人にはその人しか知りえない知識や情報があるんだろうな、って思います。少年少女を見てても控えめで謙虚な子はカワイく見えるよね。それはオヤジも同じですよ。まあ人にカワイく思われなくていいオヤジはそれでいい。 おれは違う! おれはおやじロリータだから、カワイく見られたい! だから謙虚に生きるよう心がけたい。それでもたまに若者につい偉そうな物言いをしてしまうときもあるけど、反省しまーす。 かつて90年代は森高千里のような素敵な女性が「ロックとは何ぞや」を偉そうに酒場で語るくそオヤジどもに「わたし、ロックはダメなの。ストレートよ」と軽くあしらって、中年男のバカさに気付かせてくれたものですが、今はまた若い子がおとなしくなったぶん、オヤジどもがつけあがってきた感じもします。 極めて自覚的な優れたキャスターだと思ってたはずの久米さんの「ニュースステーション」でもバカギャルものはよくやってるしね。80年代にフレキシブルな発想をぼくらに教えてくれたはずの糸井さんも、最近テレビで見るとすっかり並みのオヤジ化してる感じするしな。やっぱりドントラストオーバー50だ! なんとか止めようよ! 今の40代オヤジが50になる前に! しかしオヤジが偉そうに振る舞うのもよくないですが、必要以上に卑屈になるのもよくないです。 パソコン操作とかなんとか、とにかく新しいことで、わかんないことは何でも若い子に押し付け「ごめんね〜。おれ頭悪いっからさ。も、こういうの全然ダメで。お願い。ね!」と言って、そそくさと去っていく。 がんばろうよ! 戦わなきゃ! 現実と。少しでもわかるような努力もしましょうよ。結果的にわかんなくても、がんばる姿はカワイイんだよ! ハムスターが一生懸命エサを取ろうとしてるのカワイイでしょ。オヤジだってがんばってれば、そう見えるんだよ。 まあ人にカワイく思われなくていいオヤジはそれでいい。 おれは違う! おれはおやじロリータだから、カワイく見られたい! だから努力するよう心がけたい。 謙虚と努力、どっちも人間の基本じゃねえの? それがおやじロリータの道なんです! って、また自分まで偉そうにするとこだった。あぶねえあぶねえ。まあ、できなくてもやってみる、その心がけ、アティチュードが尊くカワイイ。ってことですね。がんばろうよ、みなさん。若い子に得意になって説教すんのヤメようね! |
| クリエーター 加藤賢崇 Kenso Kato e-mail: kenso@m18.alpha-net.ne.jp |
|
| 1962年広島生まれ。俳優、ナレーター、デジタルマンガ家、ミュージシャン、DJなど、数多くの顔を持つ。俳優としては、'85年の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」(黒沢清監督)や「タンポポ」(伊丹十三監督)の出演を皮切りに、映画・テレビ・舞台で活躍中。また、テレビ番組やCMのナレーションも多数あり。著作に、『いぬちゃんの快適!オールドマック生活』(グリーンアロー出版社)など。ライフワークとして描き続けられている「いぬちゃん」キャラクターは、デジタルマンガ連載やキャラグッズ、CD-ROMゲームにまで発展。最近では「いぬちゃん」着ぐるみまで製作。「いぬちゃん」活動はとどまるところを知らず。かとうけんそう氏本人は、最近では高円寺・カフェジャンゴ(03-3223-2360)にて、DJとしてもときどき出演中。 |
|