2000/7/14


残業食も食べられてコラム原稿も書けちゃうという一粒で二度おいしい企画。マオマオ編集部でいろいろ食べた即席食品遍歴の食後感想コラムです。まったく個人的な意見だらけの「即席食品こんなん食べてみましたあ〜」コラム。で、第1期は、カップ麺から攻めてみましたー。この感想に文句のあるヤツはかかってこい!


CUP036 韓国家庭料理コムタン味ラーメン


【ジャンル】
塩味カップメン
【商品名】
サッポロ一番 韓国家庭料理コムタン味ラーメン
【メーカー名】
サンヨー食品(株)
【カロリー】
439kcal
【実売価格】
169円

 サッポロ一番のコムタン味ラーメンだ。コムタンとは牛テールのダシを効かせたスープであるが、そんな贅沢なカップメンの登場だ。

 そんな贅沢なカップメンはパッケージから違う。カップ側面は暗いゴールド色で、フタは緑をベースにした渋めのパッケージ。高級感は十分にででている。実際の価格もメーカー価格175円、購入価格169円とやや高め。期待が高まる。

 具が贅沢だ。にんじん、ニラ、長ねぎ、キャベツ、ゴマなどの野菜のほかに、ひき肉とテール肉の二種類の肉が入っている。特に野菜は、長ねぎやキャベツの食感が伝わるほど十分な大きさ。テール肉は小ぶりなものの、牛の味が識別できる。本物のテールかどうかはともかく、パッケージにも「牛肉エキス」ではなくちゃんと「牛肉」と明記されている。これらのたくさんの具がメンにからみ、贅沢気分を味わえる。

 メンは3ミリ弱の太い平メン。油揚げメン特有の油臭さがあるものの、スカスカした感覚はなくしっかりした歯ごたえがある。HPで確認してみると「麺は小麦粉を強く圧縮して練る特殊技法でコシと粘りを出し...」となっていたが、その説明にうそはなさそうだ。

 スープであるが、基本的に塩味スープである。パッケージに「コク塩」となっているが、白濁して濃度の高い塩味。その濃いめの塩味を、少しきつめのスパイスで押さえ込んでいる。ここまでは単なる「コク塩」であるが、これに牛テールのダシが溶け込んでいるのだ。しっかりテールの味がでているので、単なる塩味よりはテール独特の甘味が感じられ、より複雑な塩味に仕上がっている。

 「こくの塩味」というと豚骨系が多いが、豚骨には癖がある。食べなくても頭に染みついてしまう感覚?その豚骨には飽きたが、ちょっと濃厚な塩味ラーメンがほしいというときにこのカップメンは最適だ。全体的にまとまりがあり、贅沢な感じもよい。
 難点があるとすれば、スープが私の感覚だとかなり塩辛い。溶鉱炉で働く労働者にはちょうどよいが、普通の人は粉末スープを少なめにするといいかもしれない。

(編集部員その4)