2001/03/22


残業食も食べられてコラム原稿も書けちゃうという一粒で二度おいしい企画。マオマオ編集部でいろいろ食べた即席食品遍歴の食後感想コラムです。まったく個人的な意見だらけの「即席食品こんなん食べてみましたあ〜」コラム。で、第1期は、カップ麺から攻めてみましたー。この感想に文句のあるヤツはかかってこい!


CUP092 上海風醤油ワンタン麺




【ジャンル】
ワンタン麺
【商品名】

上海風醤油ワンタン麺

【メーカー名】
エースコック
【カロリー】
286kcal
【実売価格】
143円

・300kcal以下のカロリー(ダイエットのため)
・タテ型カップ(生麺タイプとかの別袋方式は作るのが面倒だから)
・でも、食べた満足感がありそうなもの

という条件で、コンビニラーメン売り場を検索すること数十分。手にとっては戻して、手にとっては戻して、レジ直前で思いとどまったこと一度ほど。
ようやくラーメンを決定したのち、組み合わせのおにぎりやおかずなんかを選んで、考えてなおすと、やっぱりこのカップ麺は合わないじゃん、とまたカップ麺探しを一から始める始末。朝でかけるときの、洋服と鞄・靴選びにも似てますね。この靴にこの服は合わない!と叫んで最初からコーディネイトしなおすってヤツです。
はあ、なんでこんなに悩むかなあ。どうせなら最初からコンビニでセット販売してくれないかしら。ダイエットを気にするあなたにはこの組み合わせ!とか、そういうかんじー。

最近『なぜこの店で買ってしまうのかーショッピングの科学』(パコ・アンダーヒル/早川書房/\1,800 )という本を読んでいるのですが、この本みたいに、コンビニに入っている監視カメラを使って、カップ麺の行動心理学ってのを研究するべきだなと思いました。カップ麺って、これだ!という新商品が並んでいないと、買うときに、けっこう悩むんだもん。手にとっては悩むことの多い商品、私の場合コンビニではカップメンとお弁当がダントツなの。

この、ユニークな「小売りの文化人類学」的手法を採用して消費者をフィールドワークしている本『なぜこの店で買ってしまうのか』では、スーパーの陳列棚のドックフードの置き方についてもやっぱカメラで消費者の購買行動を記録して研究した一例がとりあげてあります。乾燥タイプのデイリー系のペットフードは、普通の消費者がさくさくと買っていくんですが、クッキータイプの、手からあげるおやつっぽいペットフードは、動物と遊びたい子どもやお年寄りがダントツに買っていくのだとか。でもそういう特殊なペットフードに限って、いちばん上の手の届かないとりにくい棚に置いてあるのが普通だったそうだ。よじのぼってとる子どもやお年寄りがたくさんいることを、この人たちは録画ビデオで発見したんですね。で、クッキータイプのペットフードを子どもやお年寄りの手の届きやすい棚に位置変えしただけで、一夜で売り上げが伸びた、と本では報告してあります。この本って全編こんなかんじなんだよねえ。けっこう面白い。数字だけを論じるマーケティングってバカにしていたけど、これはものすごくクリエイティブだなあと感心しまっせ。カップメンと一緒に読むべき本なのかは別としてね。

▼アタクシ、アマゾン(http://www.amazon.co.jp/)でこの本買ってしまいました。エディターズレビューも読めます。

話がどんどんそれていますですね。
で、購入決定したのが、エースコックの「上海風醤油ワンタン麺」。パッケージの下世話な雰囲気が、食欲を刺激し、かつ食後の満足感もありそーということでこれに決定いたしました。

食べてみると、これ。エースコックのワンタンメンの醤油味やーん! いやいや、我が家は幼少の頃からエースコックのワンタンメン一筋派なので、なんだかなつかしいお味。でも、醤油味ね。「上海風」っていうのがどこにあるのか、よくわかりませんでしたが、エースコックの醤油味食べたあっていう満足感が心にみなぎる。なんかイイ意味で裏切られたっていうんですかしら。それになんといっても、300kcal未満だし、ほくほく。ちょっと醤油味が塩分濃い感じはしたので、お湯を多めに入れて食べてみてね。



 

(編集部員その2